「ふるさと納税に挑戦してみたいけど、種類が多すぎて、どれを選べばいいか…」と悩んでいませんか?
返礼品を眺めていると、なんだかどれも家族向けの品に思えて、特に社会人になりたての一人暮らしの方は躊躇ってしまうと思います。
かくいう私自身は、ふるさと納税は一人暮らし2年目から利用し始めました。その経験から言えるのは、社会人の一人暮らしは「長く使えて実用的なもの」を選ぶのがおすすめだということ!
この記事では、一人暮らしの社会人におすすめの返礼品を、実体験を交えてご紹介します。
結論から言えば、社会人の一人暮らしの方におすすめなのは、缶詰など常温保存できる食品・日用品・運動不足解消グッズ・社会人が持っておきたいアイテム(実印)・贈答用お菓子 です。

この記事はこんな方におすすめ!
- ふるさと納税を利用したことがない社会人の人
- 初めてふるさと納税を利用する一人暮らしの方
- 実用的な返礼品を探している方
一人暮らしのふるさと納税の返礼品は「実用性」がカギ
ふるさと納税は魅力的な返礼品が数多くありますが、一人暮らしにとっては実用性重視がおすすめです。
ふるさと納税の返礼品で目立つのは、肉や魚介類などの食品。冷凍保存が必要な品も多いです。しかし、一人暮らしで大量の冷凍食品を受け取ってしまうと、冷凍庫の容量オーバーで全部入らなかったり、返礼品が冷凍庫の場所を取り過ぎてほかの冷凍保存したい食料が保存できなかったりという事態になりかねません。
そこで私が強くおすすめしたいのが、「常温保存できる食品」や「毎日の生活で必ず使う日用品」!これなら、急いで使い切る必要もありません。
今回は、私がこれまで選んだことのある返礼品の中からおすすめしたい5種類をご紹介します。

ちょっと待って!ふるさと納税の流れも、どんなメリットがあるかもイマイチわかってないんだけど…。

ふるさと納税については総務省のページ1が参考になるよ。何となく知っているという人も、一度はのぞいてみよう!
一人暮らしにおすすめの返礼品5選

1. 常温で長期保存できる缶詰(ツナ缶・サバ缶など)
まず、一番おすすめしたいのは、缶詰などの常温で長期保存できる食料品です。ツナ缶やサバ缶は、保存期間が3年以上あるものが多いので、一人暮らしの食料の消費ペースに合わせて急いで食べる必要がないのが嬉しいポイント!災害時の備蓄にもなります。
メリット
- 長期保存可能で一人暮らしでも食品ロスが少ない
- アレンジの幅が広く、開けてすぐ食べられるので簡単調理に最適
- 備蓄食料としても役立つ
私の場合はツナ缶をローリングストックしていて、パスタやサラダ、炒め物などに活用しています。開けてすぐ食べられるので、自炊が面倒なときにも助かります!
2025年は、静岡県焼津市のツナ缶「キハダまぐろ ツナ缶 24缶セット 70g×24缶」を選びました。(まだ家のツナ缶のストックが多かったので、11月発送の品を選びました。発送時期がずらせる返礼品はありがたいです。)
”もしも”に備えた食品の備蓄については、こちらの記事で紹介しています。
2. 日用品(キッチンペーパー・トイレットペーパーなど)
ふるさと納税では食品だけでなく、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの日用品も豊富に揃っています。かさばる日用品をまとめて配送してもらえるので、買い物の負担が減ってとても便利!
ただし、一人暮らしな分、日用品の消費ペースは遅いので、年間を通して消費する量を見極めて、消費量が多い日用品の中から選ぶのがポイント!さらに、一人暮らしの部屋は手狭になりがちなので、クローゼットやベッド下など、収納場所に日用品のストックを置く余裕があるかも要チェックです。
メリット
- 必ず使うので無駄にならない
- 買い物でかさばるものを配送で受け取れる
- 生活費の節約につながる
私の場合、2025年は静岡県富士市のキッチンペーパー「フェルミハンドタオル」を返礼品として選びました。私がキッチンペーパーを選んだのは、日用品の中でも特に消費量が多いからです。野菜や果物を冷凍する前、洗った野菜や果物の水分を拭き取るのに使ったり、料理後にフライパンの汚れを軽く拭き取ったりするなど、ほぼ毎日キッチンペーパーを使っています。


3. サイドステッパー(運動不足解消グッズ)
一人暮らしで在宅勤務が多いと、どうしても運動不足になりがち。運動不足解消用に、自宅で使えるサイドステッパーがおすすめです。
メリット
- 自宅で手軽に有酸素運動ができる
- 場所を取らず、一人暮らしの部屋にも置きやすい
- 健康投資として長く使える
私は返礼品で大阪府高槻市の「アルインコ(ALINCO) のステッパー」を選び、ゲームやアニメを見ながら気軽に運動できています。超・インドア派で在宅勤務も多い私は、1日中家にいる日もあるため、届いてからはほぼ毎日活用しています!

4. 社会人が持っておきたいアイテム
名刺入れや財布など、社会人として持っておきたいアイテムはいろいろありますが、特に社会人になったばかりの人におすすめしたいのが「実印」。出番こそ少ないものの、持っておきたいアイテムです。
メリット
- 就職・転居・銀行口座など社会人必須のアイテム
- 長く使えるためコスパが良い
- 高級感のある印材を選べる
私の場合、京都府亀岡市の「京印章 実印(15ミリ丸/黒水牛)」を選びました。出番は少ないけれど一社会人としてちゃんとした印鑑を持っておきたい…でも頻繁に使う物ではないのにお金をかけるのは何だかもったいない…と思っていたところ、ふるさと納税の返礼品で発見!

5. 焼き菓子の詰め合わせ(手土産・お返し用)
最後に、意外と役立つのが焼き菓子の詰め合わせ。「急に手土産が必要!」というときにストックしておけるので便利です。
メリット
- 常温保存可能で賞味期限も比較的長い
- ギフト用に箱入りで届くものが多い
- 自分用のちょっとしたご褒美にも
私は親戚や会社の同僚へのお返し用に、神奈川県茅ヶ崎市の返礼品である、焼き菓子の詰め合わせ 「茅ヶ崎ものがたり」を選んだことがあります。
焼き菓子の詰め合わせ一式を一人に送るのも良いですが、ちょっとした手土産やお土産のお返し用に、詰め合わせの中身を分けて別々の相手に送るのもおすすめです!
ハードタイプのバウムクーヘンであるデコボコ烏帽子は実家の手土産に、もう1つのバウムクーヘンであるまんまるソフトは祖父母への手土産に持って行きました。そのほかの茅ヶ崎サーフサンドや薪烏帽子なども、それぞれ会社の同僚からいただいたお土産のお返しに渡しました。
まとめ|ふるさと納税を上手に活用しよう
応援したい地域から選ぶことも、もちろん選び方の1つとして大事だと思います。しかし、返礼品から選ぶことも、その地域を知るキッカケとなるので、選び方の1つとして大いにアリだと私は考えています。
一人暮らしの社会人におすすめのふるさと納税返礼品は、実用性が高く保存しやすいものです。特に、
- 缶詰などの長期保存食品
- 毎日使う日用品
これらを選べば「冷蔵庫に入りきらない!」「使い切れない!」といった失敗を避けられます。
注意点として、ふるさと納税は自己負担2,000円を除いた金額が控除されますが、収入によって上限額が変わります。年収に応じた料金シミュレーションを必ず確認してから寄付しましょう。
ふるさと納税を上手に活用して、一人暮らしの生活費を節約しつつ、暮らしをちょっと豊かにしましょう!