一人暮らしの冬、シャワーだけで手先が冷えていませんか?
お風呂に入ることで全身を温めることができますが、もっと手軽な温活があります。
それが、手浴(しゅよく)です!
私は普段は完全にシャワー派ですが、特に冬場は手浴で手先の冷えを解消しています。
この記事では、手浴が一人暮らしに取り入れやすい理由と、手浴の手順をご紹介!
結論、手浴は、湯船に浸かるよりも手軽で続けやすい冷え対策の1つです!

この記事はこんな方におすすめ!
- 一人暮らしを始めたばかりの人
- シャワー派で、冬の冷え(特に指先)に悩んでいる人
手軽な冷え対策!「手浴」のススメ

そもそも、手浴とは?
手浴とは、洗面器などに入れた湯に手首から先を浸して温める「部分浴」です。
手浴の温熱作用に関しては、全身浴の完全な代用が可能となるかについては言及できないものの、全身浴と同程度に体を温めることができ、快適感は全身浴より高いという研究結果も出ています1。
手浴は介護の場でも取り入れられている部分浴ですが、手軽に日常生活に取り入れることができます!
私自身、一人暮らしを始めてから手浴を知りました。
一人暮らしを始めてからは、普段の風呂はシャワーで済ませるようになったのですが、冬は手先の冷えに悩まされていました。
ですが、湯船に毎度お湯を張るのは大変…!
そんな中、ひょんなことから手浴を知り、試したところ、手先の冷えが改善!
以来、手軽にできる温活として、かれこれ4年近く手浴を活用しています。
手軽にできる!手浴のメリット
手浴は、次の4つのメリットがあります。
準備が圧倒的に楽
手浴に必要なのは、以下の4つ!
- お湯を入れる容器
- お湯
- タオル
- (保湿クリーム)
手浴後に手を拭くタオルは、手浴前に手元に用意しておきしましょう。乾燥予防に保湿クリームがあるとベターです!。
大きな桶が不要
手浴と聞くと「専用グッズが必要なのでは?」と思うかもしれませんが、特別なグッズは必要ありません。
私が使っているのは、
- 大きめのタッパー
- 底が深い耐熱皿
といった、家にある身近なちょっとした容器です。
足湯のように大きな桶を用意する必要がなく、一人暮らしのコンパクトな部屋でも気軽に手浴ができます!
少ないお湯で経済的
お湯は少量でOKなのが、手浴の魅力の1つ。大量のお湯を沸かすのは、時間もコストもかかって大変です。
経済的であることはもちろん、思い立ったらすぐに準備できるのがありがたい!
場所を選ばずできる
手浴はバスルームでやる必要はありません。容器が小さくて良いので、持ち運びが可能です!
私はよく、ベッドルーム(6畳間)にお湯の張った容器を持ち込んで、7分~10分くらいの動画を見ながら手浴しています。
この自由度の高さが、手浴を続けやすい理由の1つです。
持ち運びできるとはいえ、クッションやベッドの上などはNG!容器は安定した場所に置きましょう。
私が実践している「手浴」の具体的なやり方

お湯の用意方法
私の場合、お湯は以下のどちらかで用意しています。
- 風呂場のシャワーヘッドから直接お湯を容器に入れる
- 電気ケトルでお湯を沸かし、水で温度を調節する
お湯の温度の目安は、39度~42度くらいです。
一人暮らしなら電気ケトルを使う方法が特に手軽ですが、電気ケトルで沸かした直後のお湯は熱湯なので要注意!
熱湯と水で調節する場合、料理用の温度計があれば、手を入れる前に計っておくと安心です。
手浴の流れ
容器が大きければ両手同時に手浴できます。
- 容器にお湯を張る
- 手浴(10分)
- タオルで手を拭き、保湿クリームを塗る
容器に両手が入らない場合・スマホを触りながら手浴したいときは、片手ずつ約10分、交代で手浴しています。
- 容器にお湯を張る
- 片手を手浴(10分)
- タオルで手を拭き、保湿クリームを塗る
- 次の手に移る前にお湯を足して温度調整
- もう片方の手を手浴(10分)
- タオルで手を拭き、保湿クリームを塗る
片手ずつ手浴する場合、お湯がぬるくなるので、もう片方を手浴する前に少しお湯を足すのがポイント!
手浴中の過ごし方は完全に自由

手浴中は、リラックスできる癒しのひととき。寒い時期の手浴は、特に気持ちが良いです。
手浴中は、
- 目を閉じてリラックス
- 動画を見ながら過ごす
など、好きな時間にできます。
片手ずつ手浴する場合は、空いている手でスマホ操作が可能なので、動画視聴との相性も抜群です。
「温活=コストがかかる+面倒」というイメージがなくなり、自然と習慣化できます。
まとめ|手浴で手軽に温活をスタート!
手浴は準備が簡単で、一人暮らしのシャワー派でも無理なく続けられる温活の1つです。
手先の冷えを感じたタイミングで手浴を取り入れるだけで、寒い冬の快適具合は大きく変わります。
近くに銭湯があれば通うのも手だと思いますが、家でできる手軽な手浴も、ぜひ生活に取り入れてみてください。
寒い冬でも、手先から体を温め、健康第一で過ごしていきましょう!
- 参考文献:山口晴美,阿曽洋子,田丸朋子,片山恵,清水佐知子,岩﨑幸恵,上田記子.温熱作用に関して手浴が全身浴の代用となる可能性の検証-表面皮膚温の変化および温度感覚・快適感覚から-.武庫川女子大学看護学ジャーナル,2019,4,13-23. ↩︎

