LEDランタンはインテリアにもおすすめ|おしゃれな間接照明として普段使い&災害時にも!

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キャンプの必需品であるランタン

アウトドアの趣味はなくても、動画配信やアニメ・漫画でおしゃれなデザインのランタンを見て、惹かれる方も多いのでは?

かくいう超インドア派の私も、某キャンプアニメを見て興味を持ったことがきっかけで、LEDランタンを購入!

「どんなときに使うの?」と疑問に思われるかもしれません。実は、LEDランタンはインテリアとしても便利なグッズなんです!

本記事では、キャンプ経験がない私が1年以上使っていたLEDランタンの使用感を交えて、インドア派でもランタンを日常に取り入れられることをご紹介していきます!

結論、室内の間接照明として、LEDランタンがあると生活の質がアップ!普段使いはもちろん、災害時にも役立ちます

この記事はこんな人におすすめ!

  • おしゃれな間接照明を探している方
  • ランタンに興味があるインドア派の方
  • 夜間に室内用のちょっとした明かりがほしい方

インテリアとしてLEDランタンを取り入れるには

ランタンにはどんな種類が?室内用ならLEDランタンを!

ランタンは大きく4種類に分けられます。

  • ガスランタン:文字通りガスを燃料とします。広範囲を照らせて強い光を放つ「マントル(光源となる布製の袋)」を使うタイプと、卓上の明かりに適したマントル不要のタイプがあります。
  • ガソリンランタン:ホワイトガソリンを主な燃料として、非常に明るい光で周囲を照らします。長時間使用に適していて、外の気温が低い環境下でも安定した火力を保ちます。
  • オイルランタン:灯油などを燃料とし、綿製の芯に燃料を染み込ませて火をつけて使います。燃料系ランタンのなかでは比較的安価です。
  • LEDランタン:バッテリーや電池で動作し、明るさの調整ができるものが多いです。火事の心配がないため屋内でも安心して使えます

上記の中で室内用として使用できるのは、LEDランタンのみ。

それ以外のランタンを室内で使用し続けると、一酸化炭素中毒になる可能性があるので、利用は避けましょう。

LEDランタンを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイント

LEDランタンは種類が豊富で、給電方法・明るさ・デザイン・色温度など、ものによってさまざま。

どれを選べばよいか迷ってしまわないよう、選ぶ基準を4つご紹介します。

  1. 給電方法
    充電式の場合、USBケーブルでパソコン・スマートフォン用の充電器やモバイルバッテリーから給電できます。ランニングコストは低いですが使う前に充電する手間がかかります
    電池式の場合、乾電池のストックが必要。長期的に見るとランニングコストがかかりますが、電池が切れたら交換するだけのお手軽さが魅力
  2. 明るさ:暗い場所でメインの明かりとして使うなら1000ルーメン以上、室内の空間演出などインテリアとして使うサブの明かりなら100〜600ルーメンが目安です。
  3. デザイン:毎日使うものだからこそ、気分が上がるデザインのものを選びたいですよね。アンティーク調やレトロなデザインは、置くだけでもおしゃれでインテリアにぴったり!
    光源が直接見えてしまうと眩しいので、光源がランタンのどこについているかも要チェックです。
  4. 色温度:色温度は室内の雰囲気を演出する大切な要素です。
    就寝前のリラックスタイムに使う場合は、暖色系(2,000K程度)がおすすめ。
    読書で使う場合は白色系(5,000K程度)がおすすめです。

室内用ランタンの明るさの目安は?

ランタンの選び方の1つとして”明るさ”を挙げましたが、より細かく目安をご紹介します。

明るさは動画や画像ではイメージが難しいため、ネットショッピングで買う場合でも、実物(または、実物と同程度の明るさのランタン)を見ておくと安心です。

一人暮らしで小さい部屋だから、ランタン1つでも部屋全体を照らせるかな?

ランタン1つで部屋全体を照らすことは難しいから、他の照明と組み合わせて使おう!
例えば6畳だと、2,700〜3,700ルーメンが適しているよ(一般社団法人 日本照明工業会が定めた適用畳数より)

ランタンの明るさが不十分だと感じた場合は、いくつか照明を組み合わせることも方法の1つです。

同じ色温度の照明で統一すれば、全体の雰囲気もまとまって素敵な空間が作れます。

私自身も、夜はシーリングライトを使わず、デスクライトやクリップライトランタンの明かりを組み合わせて家の中を照らしています。

シーリングライトを使わない生活については、こちらの記事で紹介しています。


1日の終わりはLEDランタンでリラックス

ゆらぎ機能や暖色系に調色できるLEDランタンも

周囲を照らすほか、手軽にリラックス空間を演出できることもLEDランタンの魅力の1つ。

LEDランタンというと白色系の光を想像するかもしれません。

しかし、中には暖色系の光で点灯するランタンもあります。暖色と白色を切り替えられるLEDランタンも!

ゆらぎ機能搭載のLEDランタンは、本物のろうそくの炎のようにランタンの明かりがゆらめき、見ていると癒やされます。

炎のゆらゆらを見ていると、どうしてリラックスできるの?

不規則にゆらぐキャンドルの炎は「1/fゆらぎ」という自然現象のリズムを刻んでいて、心地よさを感じるものなんだ。
ゆらぎ機能は、これをLEDの明かりで再現しているんだね。

ゆらぎ機能搭載の場合は、通常のLEDランタンに比べるとやや暗く、落ち着いた暖色系の光を採用しているものが多いです。

リラックスグッズとして購入を検討されている方に特におすすめ

常夜灯にも!ランタンで睡眠の質アップ

寝る時間の1〜2時間ほど前に、明かりの照度を下げた方が寝付きが良くなるといわれています。

日本産業規格(JIS)の照明基準総則(JIS-Z9110-2010)によると、寝室全般の明るさの目安は20lx1です。

調色・調光機能つきのLEDランタンなら、寝る前に暖色系の色に切り替え光を弱めることで、適度な暗さで心地よくリラックスして睡眠に入ることができます。

20lxっていわれても、イメージが湧かない…。

照明基準総則では納戸・物置が30lxとあるから、物置の中より少し暗いイメージだよ。

中には明かりがあると寝付けない方もいると思いますが、そんな方にもランタンはおすすめできます!

ランタンのオン・オフや調光・調色を寝る前の習慣に組み込むことで、無意識に体が休むタイミングを覚え、睡眠の質向上が期待できるためです。

私の場合、以前、シーリングライトをパチッと消してすぐベッドに横になっていたときは、明暗の急な変化で寝付けない日が度々ありました。

しかし、”寝る前にランタンに切り替える””ランタンを消したら眠る”というナイトルーティンが染みついた今は、自然と眠りにつける日が増えました

夜中に起きて水分補給したりトイレに行くときの移動にも便利で、最小限の明かりで目が冴える心配がありません!


室内用ランタンは「フェーズフリー」で一石二鳥!

電気がついていない暗い室内

フェーズフリー」という言葉をご存じでしょうか。

災害時のためだけに準備するのではなく、日常生活で使っているものを災害時にそのまま役立てるという考え方です。「備えない防災」ともいわれています。

多くのご家庭には非常用の懐中電灯があると思いますが、定期的な点灯チェックは忘れてしまいがちではないでしょうか。

普段使わないものだと、どこにあるかわからず、いざ点灯しようとしても、故障や電池切れ点灯できないことも。

特に一人暮らしの場合、突然の停電時に誰かと声を掛け合って明かりをつけることができないため、備えておきたいものです。

LEDランタンを普段使いしていれば、ある程度定位置が決まっているため探しやすく、電池の交換や充電がされていて使える状態のはず!

普段使いとして利用することが、実は災害時の備えにもなる。一石二鳥というわけです。


室内用に使えるおしゃれなLEDランタンを紹介!

・【無印良品 LEDランタン】


電池式で単1形乾電池が3個必要な分少々ずっしりしていますが、一番弱い光でもしっかり明るい、頼もしいランタンです。

最大で約400ルーメンまで光量を上げられます。ろうそくの炎を再現したキャンドルモードがついており、リラックスしたいときにも活躍します。

・【FUNLOGY Lantern】


USB-Cの充電式で、最大の明るさで10時間程度照らすことができます。

ボタン1つでなめらかに明るさと色温度を調節でき、光量は最大約220lmまで上げられます。

光源が上部にあるため、手元に置いても眩しすぎず自然光に近いやわらかい光が空間を彩ります。

私はこのFunlogyのランタンを、1年以上使っていました。

屋内で使っても違和感のないデザインで、インテリアに馴染んでお気に入りのランタンでした!

LEDランタンをつける前の状態。インテリアとして置いてあっても違和感なく、お気に入りのグッズの1つです。
寝る前はLEDランタンに切り替えて身体を就寝モードに!(写真は最大の明るさ)

気に入っていたものの、ある朝、調光機能つきの電源ボタンをカチッと押し込むことができなくなってしまい、泣く泣く処分しました。

(就寝中に、LEDランタンのボタンに頭突きして壊れてしまったのかも?痛くて飛び起きそうですが…。)

代わりに電池式の懐中電灯を使いつつ、新しいLEDランタンを買おうか検討中です

照らすだけなら懐中電灯で事足りますが、懐中電灯だと”非常用”なイメージが拭えません。やっぱり、インテリアとして&リラックスグッズとしては、LEDランタンがいいな、と感じています


まとめ|LEDランタンはインテリアとしても優秀なアイテム

本記事では、以下をご紹介しました。

  • ランタンをインテリアとして使うなら、LEDランタンを選ぼう。
  • ランタンを選ぶ際は明るさを確認しよう。例えば読書灯なら400ルーメンが目安。
  • ゆらぎ機能や調光・調色機能があれば、お手軽にリラックス空間を作れる。睡眠の質アップも期待できる!
  • ランタンを日常的に使うことで、備えない防災にもなる。

アウトドアだけでなく、インドアでも活躍するLEDランタン。私と同様にインドア派の方も、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

  1. ルクス(lx):光に照らされた面の明るさを示す単位で、高いほど明るい状態。 ↩︎
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