「ソファーを置けるスペースはないけど、ゆったり体を預けてくつろげるグッズは置きたい!」
一人暮らしに必要な部屋の広さは、25㎡1とされています。
しかし!たとえ25㎡の広さの物件を選べたとしても、ベッドを筆頭に主要な家具を置くと想像よりも部屋が狭くなります。
そこでおすすめなのが、ビーズクッション!
今回は、ビーズクッション歴5年以上の私が、背もたれのないビーズクッションの魅力を語っていきます!
結論として、ソファーの代用グッズを探しているなら、背もたれのないビーズクッションがおすすめ。狭い部屋でも圧迫感が少なく、ソファーよりも安価です。

この記事はこんな方におすすめ!
- 一人暮らしをしていて、部屋のスペースに限りがある方
- ソファーを置くスペースはないが、体を預けてゆったりくつろげる場所が欲しい方
ソファーを設置するデメリット5選~買った後に後悔しないために~

おしゃれなデザインが多く、インテリアの花形ともいえるソファー。
ここでは、一人暮らしのコンパクトな部屋に設置することで発生しうる、デメリットを5つ紹介します。
部屋が窮屈に感じる
一人暮らしの部屋は1Rや1Kの間取りが多く、広さは6〜8畳が一般的です。
寝具・テーブル・椅子・収納家具などの主要な家具を置いたうえでソファーを置くと、圧迫感を一層感じやすくなります。
6畳より小さい部屋だと、そもそも、物理的にソファーを置けないことも…。
さらに、在宅勤務をする場合は仕事のスペースも確保しなければならないため、ソファーを置けるようなスペースはさらに限られます。
一人がけのコンパクトなソファーもありますが、ベッドなどの他の家具との距離が近すぎて、せっかく買っても生活動線がうまく設計できない可能性も!

生活動線って何のこと?

その部屋で生活する人が移動する際に通る経路のことを指すよ。
目安として、大体1人が通れる60㎝くらい、家具同士の距離を離せると快適だよ。
部屋に置いても持て余す
一人暮らしを始めたばかりの頃は、「本はここに座って読んで、ご飯はここに座って食べて…。」と、頭の中で理想を描いて家具を購入し、配置していくと思います。
しかし!私自身がそうだったのですが、一人暮らしを始めてしばらく経つと、忙しい日々に追われて理想的な生活ができず…。
特に、ベッドに腰掛けた際の高さと、ソファーに腰掛けた際の高さが似ていると、ソファーの特別感が薄れていきます。最終的にはソファーを使わなくなるかも…。

ベッドならそのまま横になることもできるから、せっかくソファーを買ってもベッドばかり使っちゃいそう…。
部屋の掃除が大変
掃除は念入りにするなら、基本的に家具を移動させて行います。ソファーがあると掃除も一苦労!
ソファーを移動するスペースがないと、他の家具も移動させつつソファーを移動して掃除する必要があります。

脚が付いているソファーなら移動せずに下の空間を掃除できるけど、脚なしタイプのソファーは、ソファーごと移動が必要になるよ。
掃除はなるべく時間をかけずに、楽に終わらせたいものです。
掃除の度にソファーを動かしていては、次第に掃除が面倒になり、こまめな掃除が難しくなります。
導入コストが高い
一人暮らしを始める際には、敷金や礼金、最低限必要な家具、生活家電、引っ越し代など出費が多いです。
ソファーは1人がけでも3万円〜5万円程度するものが多く、優先順位を考えると、ソファは購入をためらってしまう金額かと思います。
ソファーのお手入れが大変
清潔に保ちたいものの、ソファーカバーの洗濯や取り付けは一苦労するものが多いです。
「なるべくソファーをきれいに保ちたい!」という気持ちが、かえってソファーを使わなくなってしまう要因にも…。
ソファーの代用となるグッズを紹介!

「ソファーは置けないけれど、ベッド以外にゆったり体を休められるグッズがほしい!」
そんなあなたにおすすめしたい、ソファーの代わりになるグッズを2つご紹介します。
座椅子
ソファに比べてサイズが小さく、軽量です。折りたたみ式なら、必要なときだけ広げて普段は部屋を広く使うことが可能に。
リクライニング機能がある座椅子もあります。背もたれを倒し横になったり、ローテーブルと組み合わせて仕事や食事をしたりと、さまざまなシーンで活躍!
ビーズクッション
四角・三角(しずく)型・丸型など、さまざまな形のものがあり、背もたれのあるタイプもあります。
身を預けるとビーズが動いて体にフィットするため、いろいろな姿勢で座ったり、横になったりできます。
ソファーほどスペースをとらず持ち運びやすいため、掃除のときの移動も楽々!
カバーを取り外せるタイプであれば、気軽に洗濯をして清潔さを保つことができます。中身の補充ができるタイプであれば、長く使うことも可能!
背もたれのないビーズクッションのメリット5選

代用品を2つご紹介しましたが、私はビーズクッション、特に背もたれのないシンプルなものをおすすめします!
私がビーズクッションをおすすめする理由を、5つご紹介していきます。
部屋の圧迫感を和らげる
背の低い家具は視界を広くして、部屋の開放感を上げます。
背もたれなしのビーズクッションなら、背もたれがない分空間に余白ができ、より圧迫感を和らげることが可能に!
自由自在にリクライニングできる
座椅子にはリクライニング機能がついているものもありますが、ビーズクッションもラグと合わせて使えば、リクライニングが可能!
上半身をビーズクッションに預けてラグに足を伸ばせば、好きな姿勢で横になることができます。

まくら・ひじ掛け・背もたれ・うつ伏せで乗っかるなど、ビーズクッションは自由自在の優れものだよ!
スペースに余裕があれば、複数個ビーズクッションを組み合わせることで、全身をクッションに預けることもできます。
メンテナンスがしやすい
カバーを取り外せるタイプのビーズクッションは、気軽に洗濯ができ衛生的です。
背もたれがなくシンプルな形状であれば、ストレスフリーにカバーを付け替えることが可能!
長く使っているとビーズがへたってきてしまいますが、中身のビーズの補充ができるタイプであれば長く使えます!
ビーズを直接補充するタイプが一般的ですが、ビーズが詰まった袋をそのまま詰めるだけのタイプも。

袋を詰めるだけなら、ビーズがこぼれる心配がなくて楽そう~
カバーも洗濯を繰り返すうちに劣化していきますが、シンプルなビーズクッションはカバーだけを購入できる場合が多く、付け替えることで長く使うことができます。
気軽に模様替えできる
シンプルなビーズクッションのカバーは、カラーバリエーションや生地の種類が豊富なものが多いです。季節や気分に合わせてお手軽にカバーを交換できます。
カラーが豊富ということは、部屋にある他のインテリアに合わせやすいということ!一人暮らしの部屋をおしゃれに彩ります。
さらに、ビーズクッションは持ち運びが簡単なため、ベッドの上、ベッドの横、ラグの上など、気軽に配置を変えて気分転換が可能!
価格が安い
1人がけでも3万円〜5万円程度するソファーに比べ、ビーズクッションは導入コストが低いこともメリット。
サイズにもよりますが、Mサイズであれば1万円前後から購入できるビーズクッションが多いです。
おすすめのビーズクッションを紹介|エムール ビーズクッション キューブ

私が使っているのは、エムールのビーズクッション キューブ!
このクッションの魅力は、ツートン仕様のカバーです。
座る面を変えることで、座り心地も切り替えられます。しっかり腰掛けたいときは伸縮しない生地側に、ゆったり寝転がりたいときは伸縮する生地側に体を預けるといった使い分けが可能です。

本体サイズとカバーの種類が豊富なのも特徴で、カバーはニットタイプもあり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
カバーとクッションの本体サイズは、購入前に要チェックです。
特に、追加でカバーを買うとき、「これがいい!」と思ったカバーが、買おうとしている(または、既に持っている)本体サイズに対応しているかを、事前に確認しましょう!
私の場合、掃除の際に片手で楽に持ち上げられるサイズがよいと思い、最もコンパクトなSサイズを選びました。
カバーはインテリアになじむモスグリーンをチョイス。カバーは月1回は洗濯しています。
生地は使っていくうちに伸びますが、洗濯すると少し縮むので、今のところ買い替えずに使い続けています。
私はかれこれ5年以上このビーズクッションを使っていますが、ビーズの粒が潰れてクッションがへたってきたので、1,2年前にビーズの補充を行いました。
私が座椅子ではなく、最終的にビーズクッションを選んだ理由は3つあります。
- 在宅勤務ではデスクチェアを使っているため、背もたれ付きの座椅子は役割が重複する
仕事用の椅子は別にあるので、似た家具を増やしたくありませんでした。 - 狭い部屋に背もたれのある座椅子を置くと圧迫感が出る
特にリクライニングタイプは幅を取るため、窮屈に感じそうでした。 - 「しっかり座る」より「ごろごろくつろぐ」シーンで使いたい
食事や作業の場面で使うことは想定しておらず、リラックスタイムに活躍するかを基準に選びました。

結果、私の場合はビーズクッションにしてよかったと思います。
カバーのお手入れやビーズの補充で、このビーズクッションを長く使っていきたいです。
まとめ|ビーズクッションでもっと部屋を居心地良く!
本記事では、ソファーの代わりとなるビーズクッションの魅力をご紹介しました。
- 一人暮らしには背もたれのないビーズクッションがおすすめ!
- 背もたれがない分、部屋の圧迫感を和らげることができる。
- シンプルなためメンテナンスもしやすく、長く使うことが可能。
- 低価格の商品が多く、導入しやすい。
ソファーは素敵なデザインのものが多く、スペースや予算に余裕があれば、ぜひインテリアに取り入れたい家具の1つだと思います。
ですが、スペースや予算にあまり余裕がない、特に初めての一人暮らしでは、まずは別のグッズで代用できないかを考えてみましょう。
自分にとってぴったりのソファーの代用グッズを見つけて、コンパクトな部屋でも居心地の良い一人暮らしを実現しましょう!
一人暮らしのコンパクトな部屋で快適に暮らすコツは、こちらの記事で紹介しています。
- 参照元:住生活基本計画(全国計画)令和3年3月 別紙4 最低居住面積水準 ↩︎