一人暮らしの自炊で、買った野菜をダメにしてしまった経験はありませんか?
私も自炊を始めたばかりの頃は、レシピ本を見てあれこれ野菜を買ってみたものの、なかなか使いきれず…。
野菜を無駄なく使いきり、食費を節約するカギは、冷凍保存にあります。買った野菜は冷凍保存も活用して、節約につながる食生活を送りましょう!
冷凍保存のススメ!常温保存OKな野菜も冷凍で手軽に長期保存

野菜は買った後の管理が大変
野菜を長持ちさせるには、適切な方法で保存することが重要。特に一人暮らしであれば、1人で住んでいる以上、野菜の消費ペースがどうしても遅くなるため、長期保存できるように野菜の管理に気を配りたいところです。
とはいっても…常温保存や冷蔵保存で野菜を長持ちさせるには、管理が大変!!
冷蔵庫に入れた後も、キッチンペーパーを巻き付けて乾燥を防いだり、冷やし過ぎないようにしたりと、きちんと長持ちさせるには野菜毎にあれこれ世話を焼く必要があります。

キッチンに窓がないから調理中の加熱で温度が上がるし、昼間締め切っている一人暮らしの家じゃ湿度とか温度の管理が難しい~
一人暮らしこそ、野菜は冷凍保存がおすすめ!
自炊の計画を立てて食材を休みの日に買い込んでも、仕事が忙しくて予定通り作れなかったり、外食に誘われたり。気づけば、買い込んだ野菜がしなしなに…。
作りたてを食べたいけれど、一人暮らしの自炊は、休日にまとめて作り置きするしかない…?
否!実は多くの野菜が冷凍保存できるんです!
「”野菜名” 冷凍保存」で検索すると、ほとんどの野菜が冷凍できることがわかると思います。
私も野菜の冷凍保存法を知ってから、野菜は買って早々に、ほとんどを冷凍するようになりました。結果として、以前は冷蔵室でしなしなにさせていたピーマンや小松菜などの野菜を、無駄なく・お得に・おいしく食べきることができるように!

冷凍するとき、一手間必要な野菜もあるから、野菜ごとに冷凍保存方法を調べておこう!
冷凍保存のメリット
冷凍保存することで、次のようなメリットがあります。
- 無駄なく使いきれる
- 賞味期限を延ばせる
- 調理の時間を節約できる
無駄なく使いきれる
一人暮らしだと、どうしても野菜の消費ペースが遅くなりがちです。仕事で疲れて自炊する気になれなかったり、外食に誘われたりすると、買った野菜がしなびてしまうことも。冷凍しておけば、使いたいときに使いたい分だけ使えるので、無駄をなくせます。
賞味期限を延ばせる
冷凍することで、野菜を長期保存できるようになります。傷みやすい野菜も冷凍すれば長持ちし、お得な大容量パックも安心して購入できます。
調理の時間を節約できる
あらかじめ野菜を切ってから冷凍しておけば、調理するときは冷凍庫から出してそのまま使うだけ!料理の準備がスムーズになり、忙しい日でも手軽に自炊ができます。

野菜を冷凍するまでにかかる手間が大変そう…。

確かに、買ってきたものを冷凍するために、洗ったり切ったりする作業は手間だけど、このひと手間を済ませておけば平日の調理は格段に楽になるよ!
冷蔵室の野菜を長持ちさせるために野菜に気を配る必要がなくなったり、買い物の回数も減らたりするから、トータルで見ると自炊の負担が下がるはず!
野菜の冷凍の下準備は、直近の未来の自分への時間と節約の「投資」だと思って、ぜひ試してみてね。
野菜の冷凍保存の具体例を紹介
例えば、冷凍したミニトマトは、加熱調理はもちろん、常温で少し解凍してからシャーベット感覚でいただいてもおいしい!私の場合、夏の朝食によく食べます。


超手抜きな一人暮らしの朝ごはんについては、こちらの記事で紹介しています。
小松菜は、冷蔵庫の冷蔵室に入れているとすぐにしなしなになってしまいますよね。
私の場合は買ったその日に食べない場合は、買い物後すぐ洗って水気をキッチンペーパーで取り、冷凍保存袋へ入れて冷凍室で保存しています!


たまねぎ、にんじんなどの常温保存が可能な野菜も、冷凍保存できます。冷凍保存を活用する前は、一人暮らしの風通しが悪くて室温調節も難しいキッチンでは常温保存が難しく、何度かたまねぎやにんじんをダメにしてしまったことがありました。冷凍保存なら室内環境を気にする必要がなく、楽ちんです!
果物も冷凍保存が可能!リンゴやバナナなど、まとめ買いしたら冷凍保存も活用して最後までおいしく食べきりましょう。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
冷凍保存袋はジップロックのフリーザーバッグがおすすめ

冷凍保存袋はジップロックのフリーザーバッグがおすすめ
冷凍保存袋は薄く平らにして食材を冷凍できるため、冷凍室のスペースを有効活用できます。冷凍保存袋は、密封性の高いものがおすすめです。
100均でも冷凍保存袋は購入できますが、閉めやすさや密封度の面から、私の場合はジップロックのフリーザーバッグ(Mサイズ)を90枚入りの大容量で購入しています。ジップロックは、開け口が開けやすいように工夫されているのも嬉しいポイント!
今や私の自炊生活において、ジップロックのフリーザーバッグは、野菜だけでなくパンや果物などの食材全般を冷凍するときは必須のアイテムになっています。
ちなみに、冷凍保存に使ったフリーザーバッグは、野菜を使い切った後、よくゴミ入れに再利用しています。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
冷凍保存対応のタッパーも冷凍保存の方法として候補に挙がりますが、場所を取ることがデメリット。一人暮らしのコンパクトな冷蔵庫は、冷凍室も必然的に小さいです。
大きなタッパーを使用すると、冷凍室の効率的な収納が難しくなります。密閉性が十分でないと臭い移りも問題になるため、タッパーを冷凍保存容器として選ぶ際には、大きさや密閉性をチェックしましょう!
まとめ|野菜を冷凍保存して自炊をもっとお得に!
冷凍保存を活用すれば、野菜を無駄にせずにもっと経済的な自炊生活が送れます。
でも、買い物が億劫になる日や、冷凍する手間が面倒に感じる日もあるはず。そんなときは、無理せず外食や中食を上手に取り入れて、たまには息抜きをするのも大切だと思います。
自炊は、完璧を目指す必要はありません。適度に力を抜きながら、自分のペースで続けていきましょう。