【一人暮らし】キッチン用品買いすぎてない?節約目的の自炊に最低限必要なキッチン用品おすすめ6選

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おしゃれなキッチン用品が雑貨店にはたくさん並んでおり、特に自炊を始めたての頃はあれこれ揃えたくなりますよね。しかし、キッチン用品が多すぎると、一人暮らしの手狭なキッチンをさらに狭くしてしまいます。キッチン用品を本当に必要なものだけに絞ることで、自炊は続けやすくなります

この記事では、

✔︎ キッチン用品が最低限でいい理由
✔︎ 最低限必要なキッチン用品おすすめ6選
✔︎ 必要なもの・不要なものの判断基準

を、毎日自炊を続けて3年以上経過した著者が、実体験もふまえて解説します!

一人暮らしの自炊のキッチン用品選びでやりがちな失敗

自炊を始めると最初に調理器具をいろいろと揃えたくなりますが、こんな問題に直面しがちです。

❌ ありがち失敗1:道具を揃えすぎて収納に困る

一人暮らしのキッチンは狭く、スペースが限られています。
「実家にあったから」「便利そうだから」と買いすぎて、置く場所がなくなる・調理スペースがなくなるのはあるあるです。調理スペースが狭くなると、自炊のモチベーションも下がる要因にも。

「キッチン用品が充実している=自炊がはかどる」ではないよ!

❌ ありがち失敗2:洗い物が多くて自炊が面倒になる

器具が増えれば、当然洗い物も増えます。
最初は頑張ることができても徐々に面倒になってしまい、自炊が続かなくなってしまいます。

❌ ありがち失敗3:1つで何役もこなせるグッズを使いこなせない

1つで何役もこなせるキッチン用品は便利ですが、せっかく購入してもすべてを使いこなせず、役割が重複したグッズを複数買ってしまうことも。キッチンスペースを狭くする要因になってしまいます。

❌ ありがち失敗4:買った時点で満足してしまう

調理器具や食器は素敵なデザインのものがセットで売られていることが多いです。デザインに惹かれて購入に踏み切ったものの、その時点で満足してしまい、食器棚の置物に…。

一人暮らしの自炊に必要なキッチン用品リスト【6選】

キッチン用品選びで失敗しないためには、最初は「必要最低限」の道具だけで始めて、必要になったらあとから買い足すのがおすすめ!

ここでは、本当に必要なものだけを厳選してご紹介します。

キッチンばさみ

食品パッケージの開封だけでなく、包丁とまな板の代わりになる頼もしい存在。一人暮らしの自炊をラクに、時短に、効率的にしてくれます!

・洗い物が減る
・包丁が不要な場面が増える
・扱いやすい
・料理のスピードアップ

洗い物が減る

まな板を使わず、食材をそのまま切れるので、調理後の片付けがラクになります。特に忙しい日や、できるだけ洗い物を減らしたいときに便利。自炊が面倒になって続かなくなる原因の一つが洗い物の多さなので、このメリットは大きいです。

包丁が不要な場面が増える

野菜、海苔、ハーブ類までサッと切れるので、包丁を出さなくても料理が完成。刻みのりやピザの切り分けにも活躍します。
むしろ包丁より切りやすいケースもあり、肉を切ったりブロッコリーを小房に分けたり、小口ネギやぶなしめじを切るときも重宝します。

逆に、キッチンばさみで切りにくいものはある?

カボチャなどの硬い生野菜や、トマトなどの中身がやわらかすぎて潰れやすいものは不向きだよ。

扱いやすい

包丁よりも手軽に使えるため、料理に慣れていない方でもストレスフリーで安心して使えるアイテムです。

料理のスピードアップ

食材を直接鍋やフライパンの上でチョキチョキ切れるので、余計な手間が省けて時短に。忙しい毎日でもスムーズに自炊ができます。

愛用しているキッチンばさみ。分解できるタイプがお手入れしやすくておすすめ!

私の場合は、よく野菜を冷凍保存しているのですが、冷凍した野菜を調理する際もキッチンばさみでカットすることが多いです。

冷凍保存していたニラやキャベツを…
フライパンの上でチョキチョキカット!

特に一人暮らしの自炊では、野菜をお得に・確実に使い切るために冷凍保存を活用するのがコツです。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

フライパン

炒める、煮る、茹でる、焼く、蒸す──調理の基本がすべてできる万能器具。
ポイントは、ちょっと深めのフライパンを選ぶこと。これ1つでも兼ねられます

大きさは20cm前後がおすすめです。大は小を兼ねるといいますが、キッチンシンクの幅や収納スペースは事前に要チェック!
著者は22cmのフライパンを使っていますが、キッチンシンクが狭く洗うのが大変なため、買い換える際は一回り小さい物を買おうと考えています。

22cmのティファールのフライパン。底が深くて便利ですが…。
30cm×40cmのキッチンシンクでは洗うのが大変!※画像の一部を加工しています。

フライ返し

主に炒め物で使用。目玉焼きやハンバーグなどをひっくり返す用途でも使います。

おたま

カレーやスープなど汁物をよく作るなら持っておきたいです。ホットケーキやお好み焼きの生地を流すときにも使えます。

食器

自分用に1セット用意しましょう。いずれも電子レンジ対応のものがおすすめ。

・ごはん茶碗/代わりとなる器
・汁椀/代わりとなる器
・中皿 or 深皿
・コップ

カトラリー

食器と同様、自分用に1セット用意しましょう。

・スプーン
・フォーク
・食箸

著者のキッチン用品をまとめてみました。

  • キッチンばさみ
  • フライ返し
  • おたま
  • フライパン
  • マグカップ
  • 食器×3
  • 食箸
  • スプーン
  • フォーク
  • 計量スプーン・計量カップ:目分量が多くて使う頻度は少ないですが、レシピ通りに作るときに。
  • キッチンスケール:普段食べているオートミールやヨーグルトを計量する際に使用。
  • ピーラー:じゃがいもの芽を取る際や、大根やレンコンなどの皮むきをラクにするため。
  • ざる:ゆでた麺類や洗った野菜の水切りに使用。
  • セラミックナイフ(刃渡り11cm):硬い野菜などのキッチンばさみで切りにくい食材を切るため。
  • まな板:大きな食材をカットするなど、手で持って切るのが危ない場合に使用。
  • タッパー×4:料理は多めに作ることが多いため。
自炊開始時はごちゃごちゃしていたキッチンも、必要なものだけに絞ったことで快適になりました。※画像の一部を加工しています。
著者は2人分の量の料理をまとめて作ることが多いため、大小2個ずつタッパーを持っています。多めに作っておけば翌日は料理する必要なし!

 利用シーンの想像がポイント!一人暮らしの自炊に不要なキッチン用品

「このキッチン用品は必要?不要?」と悩んだときは、次の2点を順番に考えてみることをおすすめします。

①利用シーンを想像してみる。
②そのシーンを今あるキッチン用品に置き換えてみる。

①で頭に浮かんだものがめったに作らない料理であれば、利用頻度は非常に少ないため、購入は一旦見送りましょう。

頻繁に作る料理が頭に浮かんだ場合も、②で今あるキッチン用品に置き換えられたなら、どちらかは今後使わなくなる可能性が高いです。今あるキッチン用品でよしとするか、検討しましょう。

著者が自炊開始から程なくして手放したキッチン用品を紹介します。購入前に利用シーンをよく考えずにあれこれ揃えた結果、余計な出費となってしまいました。

キッチン用品手放した背景
木べらフライ返しがあれば十分でした。
菜箸一度に作る量は多くても2人分程度なので、フライ返しや食箸があれば余裕でかき混ぜられました。
ボウル2年ほど使っていましたが、大きめの深皿で十分では?と思い、手放しました。
トング箸や、スプーンとフォークで代用可能でした。
IHクッキングヒーターが1口しかないため、底の深いフライパン1つで事足りました。
メレンゲメーカー(100均の手動タイプ)普段お菓子作りをしないにもかかわらず、メレンゲ入りホットケーキが食べたくて衝動買いしてしまいました。
包丁(刃渡り14cm程度)ナイフのほうが扱いやすく、使い分ける必要がありませんでした。

IHクッキングヒーターとかガスコンロが2口ある場合は、フライパン1つじゃ効率が悪くならない?

2口ついているなら、フライパンと鍋を用途に応じて使い分けるのもありだよ!

 まとめ|最低限のキッチン用品で気軽に自炊を続けよう

キッチン用品は最初に全部揃えようとしなくても、意外となんとかなるものです。むしろ、「必要になってから買う」スタイルで肩の力を抜くことが自炊を続けるコツです!
「ちゃんと揃えなきゃ…」と思い込むと、自炊はどんどんハードルが上がり、続けることも難しくなってしまいます。

最低限のキッチン用品は次の6つです。

キッチンばさみ:分解できるタイプがおすすめ。
フライパン:底が深いもので鍋の役割にも。
フライ返し:炒め物や料理をひっくり返すときに。
おたま:液体を混ぜる・注ぐときに使用。
食器:3皿からスタートするのがおすすめ。
カトラリー:自分用に1セットあれば十分。

この6つを最低限として、適宜ご自身の自炊スタイルに合わせて道具を見直しましょう。

道具を絞ることで、自炊はもっとシンプル気楽にできるものになります
一緒に無理せず・ムダなく自炊を続けていきましょう!

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