【一人暮らしの冷蔵庫】何リットルのサイズが最適?自炊派が後悔しない選び方

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一人暮らしを始めるみなさん、「冷蔵庫って何リットルがいいの?」と悩んでいませんか?

冷蔵庫選びは、自炊スタイルによって最適な容量が大きく変わります。 「大は小を兼ねる!とりあえず大きいので!」と考えてしまうと電気代がかさんだり、スペースを圧迫したり。逆に小さすぎると、食材が入りきらないことも…。

この記事では、一人暮らしの自炊スタイルに合わせた最適な冷蔵庫の選び方を徹底的に解説します。この記事を書いている私は、毎日自炊を欠かさない(ズボラな)自炊ガチ勢です。実際に一人暮らし向けの小さな冷蔵庫を使い続けてきた経験から、容量の目安や、冷蔵室・冷凍室のバランスまで、冷蔵庫選びのヒントを惜しみなくご紹介します。

この記事を読んで、ぴったりの冷蔵庫を見つけましょう!

結論から言うと、自炊をしっかりする一人暮らしの方には120~150リットルで、冷凍室の容量が大きい冷蔵庫がおすすめです。

この記事はこんな方におすすめ!

  • これから一人暮らしを始めるけれど、冷蔵庫の大きさに悩んでいる方
  • 自炊を頑張りたいけれど、どんな冷蔵庫を選べばいいかわからない方
  • 効率的な食費管理や食材のストック方法に興味がある方

冷蔵庫のサイズ選びの鍵は「自炊スタイル」!最適な容量は?

一人暮らしの冷蔵庫選びは、あなたの自炊スタイルに大きく左右されます。 「一人暮らしだから小さいので十分」と安易に考えてしまうと、いざ自炊を始めようと思ったときに「食材が入らない!」と後悔することになりかねません。

大は小を兼ねる?大きい冷蔵庫のデメリット3選

小さすぎて困るくらいなら、と思って大きすぎる冷蔵庫を選んでしまうと、以下のようなデメリットが!

購入費用が高い: 容量が大きくなるほど、冷蔵庫本体の価格も高くなります。一人暮らしの初期費用は、なるべく安く抑えたいですよね。
②設置スペースの確保が難しい: 一人暮らしの限られたスペースでは、大型冷蔵庫の設置が難しい場合があります。
③食材を詰め込みすぎて、何があるか把握しにくくなる: 冷蔵庫が広すぎると、奥にしまった食材を忘れてしまい、無駄にしてしまうことも!

では、具体的にどのような基準で冷蔵庫の容量を考えれば良いのでしょうか?

一人暮らしの冷蔵庫容量の目安

冷蔵庫容量の目安は、以下の計算式で算出できます

70L×家族の人数+120L~170L(常備品容量)+100L(予備スペース)
(一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)Webサイト参考1 参照日:2025/06/12)

この式に当てはめると、一人暮らしは最大「70×1+170+100=340(L)」の容量が必要ということになります。

…え?一人暮らしでも、300L以上必要なの?

あくまでも目安として頭の片隅に入れておこう。1週間分の食材をまとめ買いする場合は、300Lくらいあってもいいかも。冷蔵室に食材をパンパンに詰め込むと、効率よく冷えなくて電気代がかさむから、余裕のある容量を選びたいところ!

特に一人暮らしは誰かのごほうびスイーツを取っておいたり、家族向けの大容量の食べ物や飲み物を入れたりすることがないため、自炊の頻度という基準によって必要容量が大きく異なります具体的な自炊スタイルに合わせたおすすめの冷蔵庫容量を見ていきましょう。

自炊スタイル別!おすすめ冷蔵庫容量

1. ほぼ毎日自炊派:150リットル

自炊派の方には、150リットル程度の容量がおすすめ。1週間分をまとめ買いする場合は300L近くの冷蔵庫も視野に入りますが、冷蔵庫の置き場所は事前に要チェック!

150Lくらいの容量があれば、以下のようなメリットがあります。

週2回程度のまとめ買いに対応できる: 旬の野菜や特売品などをまとめて購入しても、余裕を持って収納できます。
作り置きに対応できる: 複数のおかずを作り置きしても、タッパーごと収納できるスペースがあります。
③冷凍庫の活用で食費節約・時短: 冷凍野菜や肉、魚のストック、ごはんの小分け冷凍など、冷凍庫を存分に活用できます。

2. 週に2~3回自炊派:100~150リットル

平日は忙しいけれど、週末は自炊を楽しみたい、週に数回は家で食事をしたいという方には、100~150リットル程度の冷蔵庫がおすすめです。

この容量であれば、最低限の食材ストックや、週末の作り置きに対応できます。

この容量帯も、冷凍室が広いタイプを選ぶと、活用の幅が広がります。冷凍ごはんや、すぐに使えるカット野菜などを常備しておくと、忙しい日でもサッと自炊を済ませることができます。

3. たまに自炊派:80~100リットル

基本的には外食やデリバリーが多いけれど、たまには家で簡単なものを作りたい、飲み物や調味料をストックしたいという方であれば、80~100リットル程度のコンパクトな冷蔵庫でも十分でしょう。

このタイプは、本体価格も安く、設置スペースも少なくて済むのが魅力。ただし、食材のまとめ買いや作り置きには不向きなので、購入前に自分の自炊頻度をよく考える必要があります。

同じくらいのサイズの冷蔵庫を比べたとき、特に注目してほしいのが、冷蔵室と冷凍室の容量バランスです。一人暮らしの自炊派には、冷凍室の容量が大きいタイプがおすすめ!冷凍食品はもちろん、肉や魚のまとめ買い、作り置きのおかずの冷凍、主食のストックなど、冷凍室の活用シーンは多岐にわたります。


サイズ以外で、冷蔵庫選びでチェックしたい4つのポイント

サイズ以外にも、冷蔵庫選びで見ておきたいポイントが4つあります。

項目説明
ドアの開き方設置場所に合わせて選びましょう。
ドア数冷蔵室と冷凍室が分かれた2ドアタイプがおすすめ。
省エネ性能電気代を抑えられるモデルを選びましょう。
静音性寝室と生活空間が一緒なら、静音性の高いモデルを選ぶと快適。

ドアの開き方:右開き?左開き?

一人暮らし向けのコンパクトな冷蔵庫のほとんどは、観音開きではなく片開きです。右開きか左開きかは、設置場所によって使い勝手が大きく変わります。

  • 右開き: ドアの蝶番が右側にあり、左側に開くタイプです。
  • 左開き: ドアの蝶番が左側にあり、右側に開くタイプです。
  • 観音開き:それぞれ左右の端部を軸に、中央から左右に回転して開くタイプです。

中には、ドアの付け替えができる製品も!購入前に、冷蔵庫を置く場所の壁や家具の位置を確認し、スムーズにドアが開けられる方向を選びましょう。

ドア数:1ドア?2ドア?

一人暮らし用冷蔵庫は、1ドアまたは2ドアが主流です。

  • 1ドア: 冷蔵室と冷凍室が一体になっているタイプ。非常にコンパクトで安価ですが、冷凍機能は弱く、製氷皿程度のスペースしかありません。
  • 2ドア: 冷蔵室と冷凍室が分かれているタイプ。これが一人暮らしの自炊派には最もおすすめです。冷凍室が独立しているため、冷凍機能もしっかりしており、食材の保存に便利です。冷蔵室が上、冷凍室が下のタイプと、その逆のタイプがあります。
  • 3ドア:自炊頻度が低く冷凍食品を多く使用する人や、作り置きなどで冷凍保存を頻繁に活用する人は真ん中が冷凍庫のタイプを。自炊メインで野菜を冷凍保存せず使用する人は、真ん中が野菜室のタイプが取り出しやすくておすすめ。

冷凍室が下にあるタイプの方が、重い冷凍食材の出し入れがしやすいのでおすすめ!

省エネ性能:電気代を抑えるために

冷蔵庫は24時間365日フル稼働するため、電気代が気になるところです。購入時には、統一省エネラベルを確認しましょう。統一省エネラベルには、例えば以下のような情報が確認できます。

  • 省エネ基準達成率: 省エネ法に基づいて定められた、製品ごとの省エネ性能の目標とする基準値を、どの程度達成しているかをパーセンテージで表現したもの。省エネ基準達成率が高いほど省エネ性能が高く、電気代を節約できることを意味します。
  • 年間消費電力量: 1年間にかかる電気代の目安が記載されています。年間消費電力量が小さいほど、目安となる年間の電気料金が安くなることを意味します。

これらの表示を参考に、できるだけ省エネ性能の高いモデルを選ぶと、長期的に見て電気代の節約につながります。数値にピンとこなければ、統一省エネラベルに描かれている星(★)の数がなるべく多いものを優先するようにしましょう。

静音性:ワンルームなら特に重要

ワンルームマンションなど寝室と生活空間が一体になっている場合は、冷蔵庫の運転音が気になることがあります。特に深夜など静かな時間帯に稼働音が響くと、睡眠の妨げになることも。

1Kなら静音性は気にしなくていいかな。

手狭な一人暮らしの物件では、1Kの間取りだとしても運転音は要チェック!換気などでキッチンのドアを開けっぱなしにすることも考えて、運転音は気にした方がいいよ。

購入前に、家電量販店で実際の音を確認したり、製品レビューで静音性に関する評価をチェックしたりすることをおすすめします。


150L程度の一人暮らし向け冷蔵庫の使用感

私が現在使用している冷蔵庫は、東芝の「GR-T15BS(2021年モデル)」!内容積は153Lで、冷蔵室110L、冷凍室43Lです。この冷蔵庫を選んだ理由は、静音性が高いことと、省エネ基準達成率が100%を超えていた(102%)からです。

Amazonでは2025年6月時点、2025年モデルのGR-W15BZ1(K)が販売されています。

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2ドアで上が冷蔵室、下が冷凍室というシンプルな構造は、食材の出し入れがしやすく使い勝手が良いです!

私の場合、冷蔵室よりも冷凍室がパンパンになることが多いです。冷凍野菜や果物、肉のストック、食パンの冷凍など、冷凍室をフル活用しています。

特に一人暮らしでは、足の速い食材は買ってすぐ冷凍するのが、節約と食品ロス防止のコツ

冷蔵室は、食材のほとんどを冷凍保存していることもあり、かなりゆとりがあります。冷蔵室の中身は主に、卵、作り置きのタッパー2~3個、キムチや納豆、ヨーグルトなどの発酵食品、そしてオートミールや麺などの主食類です。個人的には「冷凍庫の容量がもっと大きければ!」と思うこともありますが、全体としては非常に満足しています。

あまり食材が入っていない冷蔵室。見切れていますが、扉が右開きのため、食材を一時置きできるよう左側にラックを置いています。
パンパンの冷凍室。食パンや肉、野菜、果物が所狭しと入っています。冷凍室はたくさん入っている方が、むしろ冷却効率がよいそうです。

まとめ:あなたの自炊スタイルに合わせた冷蔵庫を選ぼう!

一人暮らしの冷蔵庫選びは、あなたの自炊スタイルと密接に関わっています。冷蔵庫は一度買ったら数年は使う高価な家電。安易に選んでしまうと、日々の生活に直結する不便さを感じてしまいます。

  • ほぼ毎日自炊するなら:120~150リットルで、特に冷凍室が広いタイプがおすすめです。まとめ買いや作り置き、冷凍ストックをフル活用して、快適な自炊ライフを送りましょう。
  • 週に2~3回自炊するなら:100~120リットルがバランスが良く、おすすめです。
  • たまに自炊するなら:80~100リットルでも十分かもしれませんが、将来的に自炊頻度を上げる可能性があるなら、少し大きめを検討しても良いでしょう。

以上を踏まえて、あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください!

さらなる快適な自炊ライフのために

最適な冷蔵庫を見つけたら、次は食材の保存テクニックについて考えてみませんか? 冷凍保存を活用することで、食品ロスを減らして節約に直結する自炊生活が送れます

以下の記事では、そんな冷凍保存の活用術をご紹介しています。

  1. https://www.jema-net.or.jp/living/reizouko/knowledge1.html ↩︎
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