【一人暮らし】シャワーのみでも風呂掃除は必要!気になる頻度と楽に続けるコツ

掃除
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「お風呂はシャワーだけで済ませてるけど、風呂掃除って必要?」「風呂掃除って何を、どのくらいの頻度でやればいいの?」
そんな疑問を抱えている一人暮らしの方、多いのではないでしょうか。

一人暮らしになると家事の優先順位は自然と下がりがち。特に浴槽にお湯を張らず、シャワーだけで済ませている人にとって「風呂掃除」は後回しになりがちな家事のひとつです。

ですが、「シャワーしか使っていない=汚れない」ではありません。実はシャワーだけでも、意外と風呂場は汚れていくんです…。

本記事では、シャワー派の一人暮らしにおける風呂掃除の必要性や、最低限やっておくべき掃除内容、そして掃除をラクに済ませるための、私が実践している“ゆる習慣”をご紹介します。

結論としては、月1回の「しっかり掃除」と、日々の「ちょこっと掃除」を組み合わせることで、清潔で快適なバスルームを無理なくキープできます

この記事はこんな人におすすめ!

  • 一人暮らしで浴槽にお湯を張らず、シャワーだけで済ませている方
  • 「どのくらいの頻度で風呂掃除すればいいの?」と悩んでいる方
  • 面倒くさい風呂掃除を、楽に・短時間で済ませたい方
  • カビやぬめりを予防して、清潔なバスルームを保ちたい方

シャワーだけでも、風呂掃除は定期的に必要!

シャワーだけでも発生する汚れの正体とは?

湯船に浸からないなら、浴槽は掃除しなくていいんじゃない?

一人暮らし用の物件の多くはユニットバスだから、シャワーだけで済ませていても、浴槽は定期的に掃除が必要だよ。

たとえユニットバスではなくシャワールームだとしても、壁・床・排水口は放置すると確実に汚れていきます。

シャワーで体を洗うだけでも、以下のような汚れが発生します。

  • 石けんカス:ボディソープやシャンプーの洗浄成分と皮脂が混ざり合ったものです。放置するとガンコな汚れになりがち。
  • 水垢:水道水に含まれるミネラル成分が、乾燥して固まったものです。白いウロコ状の汚れとして残ります。
  • 皮脂汚れ:体から落ちた脂分。浴室の床や壁に付着し、ぬめりの原因になります。
  • 髪の毛やほこり:これらは排水口に詰まりやすく、放置すると悪臭や排水不良の原因になります。
  • カビ:温度や湿度が高く、汚れがたまりがちな浴室は、カビにとって絶好の繁殖場所です。

カビとぬめりは特に厄介!

特に厄介なのがカビとぬめり黒カビ赤カビ(ピンクぬめり)にとって、湿度も温度も高く、栄養源となる物質が多い浴室は好条件な環境です。放置すると、どんどん壁の角や排水口周辺にカビが発生していきます。

シャワー後に浴室の壁をビショビショのままにしたり、換気を十分にしたりしないと湿度が高い状態が続きます。さらに、掃除も怠けてしまうと、栄養源が増えカビの増殖を促し、より一層掃除が面倒になってしまう悪循環に!シャワー後の湿気対策と、こまめな掃除がポイントです!


おすすめの風呂掃除習慣!月1の「しっかり掃除」と日々の「ちょこっと掃除」

シャワー派でも月1回は「しっかり掃除」が必要

シャワー派の風呂掃除は、月に1回の「しっかり掃除」と日々の「ちょこっと掃除」で、清潔な浴室をキープしましょう

私自身が実践している月1回の掃除内容をご紹介します。

掃除箇所やること使用掃除アイテム
シャワーヘッド・蛇口軽くこすり洗い&水拭き・メラミンスポンジ(レック(LEC) 激落ちくん カット済み キューブ)
浴槽の内側・壁スプレータイプのお風呂用洗剤で掃除&気になる汚れはスポンジでこすり洗い・お風呂用洗剤(花王 バスマジックリンエアジェット)
・メラミンスポンジ(レック(LEC) 激落ちくん カット済み キューブ)
排水口浴室用排水口洗浄剤+お湯→30分放置(換気すること!)→お湯で洗浄・浴室用排水口洗浄剤(花王 強力カビハイター 排水口そうじこれだけ)
壁のつなぎ目・床の隅黒カビがあれば、水気を拭き取ってからカビ取りスプレーで除去(換気すること!)・カビ取りスプレー(ジョンソン カビキラー)

掃除を楽にする、日々の4つの「ちょこっと掃除」習慣

月1回の「しっかり掃除」は、日々の4つの“ちょこっと掃除”でかなり楽になります

習慣1:シャワー後、水滴をサッと拭く

水滴が残っていると、水垢やカビの原因になります。バスタオルでOKなので、シャワー後は毎回、タオルの比較的濡れていない部分で壁などに飛び散った水滴をひと拭きしてから出るようにしましょう。水垢や黒カビの発生をかなり抑えることができます!

習慣2:排水口の髪の毛は2日に1度取り除く

こまめに取り除くことでぬめりの発生を抑えられ、排水口が詰まる心配も激減します。2日に1度は取り除いておきたいところ。

おすすめは「髪の毛キャッチャー」を排水口に設置して、百均で売られているような使い捨ての手袋でキャッチャーに溜まった髪の毛を拾い、手袋ごとゴミ箱に捨てるスタイルです。

習慣3:スプレー式洗剤で浴槽の掃除

週1回は、スプレー式洗剤で浴槽を掃除するのがおすすめ。月1回のしっかり掃除に頼り切ってしまうと、汚れが頑固になり、こすって落とす作業が増えて掃除が大変になってしまいます。

習慣4:夏場の冷水シャワー派は要注意!排水口にお湯を定期的に流す

真夏は冷水だけでシャワーを済ませる方もいるかと思います。しかし、冷たい水だけだと、髪の毛や皮脂汚れ、石けんカスなどが固まりやすくなり、排水口に蓄積して詰まってしまうことも!

特に、髪の毛に付着したシャンプーやリンスの成分は、冷たい水だと流れにくく、排水管の内側に付着しやすくなります。これが蓄積すると、ぬめりや悪臭の原因にもなり、最終的には排水口の詰まりにつながります。私は真夏に冷水シャワーを多用して、水の流れが悪くなってきたにもかかわらず放置した結果、湯船と排水口の間の管が詰まって大変な思いをした苦い経験があります…。

そこでおすすめなのが、定期的に熱めのお湯を排水口に流すことです。ケトルで湧かしたお湯の残りなど、熱めのお湯(50℃程度)を排水口に流すことで、詰まりを予防する効果が期待できます。ただし、やけどには十分注意!

風呂掃除頻度の目安

日々の水滴拭きや髪の毛取りを怠けてしまうと、その分、月1回の本格掃除でやることが多くなり、掃除が辛くなります。面倒でも、日々の一手間を惜しまないことが清潔さを保つコツ

掃除内容頻度所要時間
壁・蛇口の水滴拭き毎回(シャワー後)30秒
排水口の髪の毛除去2日に1度(シャワー後)30秒
スプレー式洗剤で浴槽の掃除週1回(休日)1分
本格掃除(壁・床・排水口)月1回(休日)30分~40分

便利な掃除グッズでさらに時短&楽に!

掃除を面倒と感じる主な原因は、「道具を揃えるのが面倒」「見たくない、触りたくない」という心理的なハードルによるものです。以下のグッズを常備しておくと、ぐっと楽になります。

スプレータイプのお風呂用洗剤

スプレータイプの中でも広範囲に広がるものを選ぶと、時短になり便利。軽い汚れならこすらず落とせる商品が多く、身体的にも負担が減ります。

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浴室用排水口洗浄剤

排水口掃除は、掃除の中でも特に見たくない・触りたくないと感じるもの。粉末をかけて水を注ぐだけで発泡するタイプの洗浄剤であれば、一定時間放置した後にお湯で洗い流すだけで終わるため、気軽に掃除しようと思えるようになります

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吸水スポンジ

1つあると水滴の拭き取りが圧倒的に楽!何度も使えて経済的です。結露の拭き取りにも使えます。


まとめ:風呂掃除をゆるく続けて清潔をキープしよう

シャワー派の一人暮らしでも、風呂掃除は「やらなくていい」ではなく、「ラクにやる」が正解です。風呂掃除は家事の中でも後回しにしがちですが、ちょっとした工夫でぐっとラクになります。

・シャワーだけでも、皮脂・石けんカス・水垢・カビは蓄積する
・月1回の本格掃除+日々の「ちょこっと習慣」でキレイをキープ
・完璧を目指さず、「ついで掃除」で無理なく続けるのがコツ

疲れた体を労る空間だからこそ、気持ちよく使いたいものです。
がんばりすぎない、でも毎日の一手間で清潔感はキープする。そんな暮らし方を、今日からはじめてみませんか?

お部屋の掃除のコツも知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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