一人暮らしの掃除機選び|ロボット掃除機かスティック掃除機か?最適な一台の見つけ方

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「ロボット掃除機、コードレス、キャニスター型…って種類がたくさんありすぎて、何が自分に合っているのか全然わからない!」

一人暮らしの掃除機選びでこんなお悩みありませんか?

家電選びはワクワクしますが、悩みの種でもありますよね。特に掃除機は、必要かどうか決める悩みよりも、どんな種類を選べばいいのかという悩みのほうが重いと思います。

私も掃除機を選ぶ時、まさに同じように悩みました。しかし、実際にさまざまな掃除機を検討し、購入して使ってみる中で、一人暮らしに最適な掃除機の選び方が明確になってきました。

この記事では、そんな私の経験も踏まえながら、ぴったりの掃除機を見つけるための具体的なポイントをご紹介します。

結論として、一人暮らしの掃除機選びは、あなたのライフスタイルと部屋の状態に合ったタイプを選ぶことが重要です。コードレススティッククリーナーが個人的におすすめですが、予算によってはロボット掃除機も候補に入ります

この記事は、こんな人におすすめ!

  • 一人暮らしを始めたばかりで、掃除機選びに困っている方
  • ロボット掃除機やコードレス掃除機など、種類が多くて迷っている方

一人暮らしの掃除機選びは「ライフスタイルと部屋の状態に合ったタイプ」を選ぶべし!

掃除機選び、なぜ迷う?その根拠を探る!

一人暮らし用の掃除機選びが難しいと感じるのは無理もありません。その背景には、大きく分けて二つの要因があると考えられます。

第一に、掃除機の種類の多様化です。「掃除機」といえばキャニスター型…だけでなく、現在では「コードレススティッククリーナー」「ロボット掃除機」「ハンディクリーナー」など、様々なタイプが登場しています。それぞれが異なる特性を持ち、得意・苦手があります。この選択肢の多さが、かえって「どれを選べばいいのか」という迷いを生みます。

第二に、一人暮らし特有の住環境とニーズです。実家暮らしの頃とは異なり、一人暮らしの部屋は一般的に手狭で、収納スペースも限られています。また、仕事で忙しい社会人にとって、掃除にかける時間はできるだけ短く、効率的に済ませたいところ。単に「吸引力が強い」や「高機能」というだけでは、一人暮らしのニーズに合致しない可能性が!重要なのは、あなたの住む部屋の広さ間取り、そしてあなたがどれくらいの頻度で、どのように掃除をしたいのか、という点にフォーカスすることなのです。

具体例で見る!一人暮らしに最適な掃除機選びのポイント

それでは、具体的にどのような点を考慮して掃除機を選べば良いのか、一緒に考えていきましょう。

部屋の間取りと広さで考える

まず、部屋の間取りと広さを把握しましょう。

  • ワンルーム・1K(~20㎡程度): 部屋が狭いため、手軽にサッと掃除できるものが向いています。収納スペースも限られるので、コンパクトさが重要です。
  • 1DK・1LDK(20㎡~40㎡程度): 掃除区間が増える分、移動のしやすさが求められます。
  • 段差の有無: ロボット掃除機を検討している場合、部屋の境に段差があるかどうかは非常に重要なポイント。段差が大きいとロボット掃除機が乗り越えられず、部屋全体をロボット掃除機でカバーできない可能性があります。段差にスロープをつけるという手もあります。

私の場合は1Kの部屋で、キッチンと洋室の間に10cm程の大きな段差があります。この段差が、ロボット掃除機を選ばなかった大きな理由の一つです。スロープをつけようにも周辺家具の配置的に難しく、ロボット掃除機は選択肢から外しました。

掃除の頻度と時間で考える

次に、あなたがどれくらいの頻度で掃除をしたいか、一回の掃除にどれくらいの時間をかけたいかを考えてみましょう。

  • 毎日サッと掃除したい: 髪の毛やホコリが気になるから毎日でも掃除したい、という方には、準備や片付けが手軽なタイプが向いています。サッと取り出して、サッと使えるものが良いでしょう。
  • 週末にまとめて掃除したい: 平日は忙しいから、休日にまとめてしっかり掃除したい、という方には、吸引力があり、広範囲をカバーできるタイプが良いかもしれません。
  • 静音性を重視したい: 夜遅くに掃除をすることもある、集合住宅なのでご近所への配慮をしたい、という方は、静音性の高いモデルを選びましょう。

私の場合、平日は仕事で帰りが遅くなることが多いため、基本的には週に1回、休日にまとめて掃除をするスタイルです。しかし、どうしても気になった時は平日の夜にサッと掃除をしたいので、いつでも気軽に使える手軽さを考えて静音性は外せないポイントでした。

一人暮らしの掃除頻度や掃除のコツについては、こちらの記事で紹介しています。

床のタイプで考える

どんな床に掃除機をかけたいかも考慮に入れましょう。

  • フローリング: フローリングがメイン掃除であれば特別なヘッドは必要ありませんが、髪の毛やホコリをしっかり吸い取る吸引力があれば十分です。フローリングの掃除であれば、比較的安価なモデルが多いタービンブラシ床ブラシタイプのヘッドが、価格重視の方におすすめ

タービンブラシと床ブラシの違いは?

タービンブラシはヘッドにモーターがついていないから、ゴミをかき出す力がそこまで強くないかわりに軽いのが特徴だよ。ただし、スティッククリーナーでタービンブラシタイプのものは、ほとんど見かけなかったな。

床ブラシはヘッドにブラシが固定されたタイプ。ブラシが回転しないから、ブラシはゴミを引っかけるホウキのようなポジションだよ。ヘッドの構造がシンプルだから価格が安いのが特徴だね。

  • カーペット: フローリングに比べると、ゴミが取り除きにくいです。カーペットがお部屋に敷かれている場合は、毛足に入り込んだゴミをかき出すパワーヘッド(モーター駆動ブラシ)があると効果的。

私の部屋の6畳間は、フローリングよりもカーペットの面積が大きいため、カーペットのゴミの吸い込みやすさもチェックしました。口コミも掃除機を選ぶ際の参考になりますが、YouTubeの家電レビュー動画がおすすめ床のタイプによるゴミの吸い取りやすさの違いは、YouTubeに上がっている家電レビューの検証動画が非常に参考になりました

収納スペースとデザインで考える

一人暮らしの部屋は、収納スペースが限られていることが多いです。

  • コンパクトに収納できるか: あなたが住むお部屋を見回して、使わない時に邪魔にならないか、収納場所に困らないかを確認しましょう。「掃除機を分解すればスッキリ収納できるはず!」と思っても、掃除前後の掃除機のパーツのつけ外しは、以外と面倒臭く感じてしまうものです…。
  • デザイン性: 部屋に出しっぱなしにすることも考慮すると、デザインも重要な要素です。おしゃれなデザインなら、インテリアの一部として溶け込んでくれます。

私は、ベッドの下に掃除機を分解せずに収納したと思い、長さも意識して選びました

予算とランニングコストで考える

最後に、予算とランニングコストです。

  • 本体価格: 無理のない範囲で、予算を設定しましょう。スティック型の掃除機なら1万円~2万円くらいが目安です。生活家電は安かろう悪かろうと判断してしまいがちですが、奮発して高い掃除機を買っても、オーバースペックで使いこなせない可能性があります。
  • ランニングコスト: 紙パック式の場合は紙パック代、サイクロン式の場合はフィルターのメンテナンスの手間や、交換が必要な場合の費用も考慮に入れましょう。バッテリー式の場合は、バッテリーの寿命と交換が可能なら交換費用も頭に入れておくと良いでしょう。

型落ちモデルを検討するのも予算を抑えるコツの1つ。生活家電は一年に一度くらいの頻度で新モデルが登場するから、新モデルの新しい特徴に魅力を感じなければ、旧モデル(型落ちモデル)を候補に入れよう。予算を抑えつつ高性能な掃除機を手に入れるチャンス!

これらのポイントを踏まえて、一人暮らし向けの掃除機として主なタイプを比較してみましょう。


一人暮らし向け掃除機のタイプ別徹底比較!

ここでは、一人暮らしの方におすすめできる主要な掃除機タイプとその特徴を、メリット・デメリットを交えながら解説します。

コードレススティッククリーナー

一人暮らしの掃除機としては主流になりつつあるタイプです。

メリット:
手軽さ: コードがないため、コンセントの位置を気にせず、思い立った時にサッと掃除ができます。
コンパクト: スリムなデザインが多く、立てかけて収納できるため、場所を取りません。
2WAY・3WAY: スティック部分を外してハンディクリーナーとして使えるモデルが多く、棚の上やソファの隙間、車の中など、様々な場所の掃除に対応できます。

デメリット:
運転時間: バッテリー式のため、一度に連続して使える時間が限られます。広い部屋や、念入りに掃除したい場合には途中で充電が必要になることもあります。
吸引力: キャニスター型に比べると、吸引力が劣る場合があります。
価格: 高機能なモデルほど、価格が高くなる傾向があります。
バッテリーの寿命: バッテリーは消耗品のため、本体よりも早く、数年で交換が必要になる場合があります。

こんな人におすすめ:

  • とにかく手軽さを重視したい方
  • 部屋がコンパクトなワンルーム・1Kの方
  • 収納スペースが限られている方
  • 部屋のコンセントが少ない方

ロボット掃除機

自動で部屋を掃除してくれる、まさに夢の家電!

メリット:
①時短・解放: 自分で掃除をする手間が省け、時間を有効活用できます。仕事で忙しい方には特に魅力的!
②毎日きれいな部屋をキープ: 設定しておけば毎日決まった時間に掃除してくれるため、常に部屋を清潔に保てます。
③自動充電・自動帰還: バッテリーが少なくなると自動で充電ステーションに戻るため、手間がかかりません。

デメリット:
①価格: 比較的高価なモデルが多いです。
段差・障害物: 部屋に段差があったり、床に物が多いと、うまく走行できないことがあります。家具の配置を工夫する必要がある場合も。
部分的な清掃: 隅々まで完璧に掃除するのは苦手な場合があります。
メンテナンスが必要: ダストボックスのゴミ捨てや、ブラシへの絡まりの除去など、定期的な人の手によるメンテナンスは必要です。

こんな人におすすめ:

  • 掃除の手間を省きたい方
  • 部屋に段差が少なく、床に物を置かない習慣がある方
  • 多少高価でも時間を買いたい方
  • 日中は家にいないことが多い方

私の場合は、ロボット掃除機は採用しませんでした。 先ほども触れたように、1Kの部屋の境に段差があったことが大きな理由です。10cmある段差は、さすがにロボット掃除機では登れません。また、部屋の床に電源コードが伸びており、それらを吸い込んでしまうのではという懸念と、静音性も気になりました。結果として、ロボット掃除機におまかせするのではなく、自分で物をどかしながら、強弱などの運転モードを調節して操作できる掃除機の方が安心だと判断しました。

キャニスター型掃除機(紙パック式・サイクロン式)

ホースと本体が分離しているタイプの掃除機です。

メリット:
強力な吸引力: 一般的に吸引力が強く、じゅうたんやカーペットの奥のゴミもしっかり吸い取れます。
安定した吸引力: サイクロン式に比べて、紙パック式はゴミが溜まっても吸引力が落ちにくい傾向があります。
メンテナンスの手軽さ(紙パック式): 紙パックを捨てるだけなので、ゴミ捨てが衛生的で手軽です。

デメリット:
取り回しにくい: コードがあり、本体を引っ張りながら移動する必要があるため、狭い部屋では家具にぶつかったり、コードが絡まったりすることがあります。
収納スペース: 本体が大きく、収納に場所を取ります。
ランニングコスト(紙パック式): 紙パックの交換が必要なため、その費用がかかります。
ゴミ捨ての手間(サイクロン式): サイクロン式はゴミを捨てる際にホコリが舞いやすく、フィルターのメンテナンスも必要です。

こんな人におすすめ:

  • とにかく吸引力を重視したい方
  • 部屋にカーペットやじゅうたんが多い方
  • 多少の収納スペースを確保できる方
  • 比較的広い部屋に住んでいる方(ただし、一人暮らしでは稀)

ハンディクリーナー

片手で持てるコンパクトな掃除機です。

メリット:
超コンパクト: 小さくて軽量なので、サッと取り出して使えます。
部分掃除に最適: テーブルの上の消しゴムカス、ソファの隙間、車の掃除など、ピンポイントの掃除に便利です。
価格が安い: 他のタイプの掃除機に比べて、比較的安価で購入できます。

デメリット:
①メインの掃除用具にはならない: 吸引力が弱く、連続使用時間も短いため、部屋全体の掃除には向きません。
ダスト容量が小さい: こまめなゴミ捨てが必要です。

こんな人におすすめ:

  • コードレススティッククリーナーなどのメイン掃除機に追加して、サブとして使いたい方
  • 部分的なゴミをサッと掃除したい方
  • 車の中も掃除したい方

私がアイリスオーヤマのAZSCD-185PM-Hを選んだ理由

さまざまなタイプの掃除機を比較検討した結果、私が最終的に選んだのはアイリスオーヤマのコードレススティッククリーナー AZSCD-185PM-Hでした。

このモデルを選んだ理由はいくつかありますが、主に以下のポイントが決め手となりました。

  • 手軽さとコンパクトさ: 私のライフスタイル上、平日は仕事で忙しく、掃除は週末にまとめて行うか、気になった時にサッと済ませたいというニーズがありました。

    コードレススティッククリーナーは、充電しておけば必要な時にすぐに取り出して使える手軽さが魅力。 とはいえ、毎日充電するのは大変!電源タップの貴重な差し込み口の1つを掃除機に使い続けるのは嫌だ!そう思った私は、使う直前だけ電源タップに掃除機の充電器をつないで、充電するようにしています。週に1回、休日の昼間に充電して、充電完了後に掃除機をかけています。

    AZSCD-185PM-Hは自立式なので、部屋の隅に立てかけておくことも可能ですが、私の場合は、ベッドの下に充電器と掃除機本体を別々に寝かせて収納しています立てかけておくと存在感があり、部屋のスペースが限られている中で場所を取ってしまうと感じたため、この収納方法を採用しました。シングルベッドの横幅から若干はみ出ますが、掃除機を分解せずに収納できるのが気に入っています。おかげで、部屋をスッキリと保てています。
充電スタンド。スタンドの横に収納できる、付属の静電モップ(高さ42cm程度)がベッドフレームに当たってはみ出していますが、ヘッドボード(画面外。高さ50cm程度)の下に収まっているのでヨシ!としています。
7cmくらいシングルベッドの横幅をはみ出していますが、このくらいなら分解しなくてもいいかなと思い、分解せず寝かせて置いています。
  • 吸引力と価格のバランス: 価格帯が手頃でありながら、必要十分な吸引力を持っていると思います。普段の掃除で困ることはなく、カーペットとフローリングの両方で、髪の毛やホコリをしっかり吸い取ってくれます。コスパの良さも非常に魅力的でした。
  • 豊富なアタッチメント: ハンディとしても使える2WAY仕様はもちろんのこと、隙間ノズルやブラシノズルなど、さまざまなアタッチメントが付属していたのもポイントでした。これらを使うことで、フローリングだけでなく、ソファの隙間や棚の上、エアコンのフィルターなど、部屋中を一台で掃除できます。繰り返し使える静電モップもありがたい!
  • メンテナンスのしやすさ: ダストカップは丸洗い可能で、フィルターも水洗いができるため、衛生的で繰り返し使うことができます。サイクロン式なので紙パックの買い置きも不要で、ランニングコストも抑えられます。

私の一人暮らしのライフスタイルと住んでいる部屋においては、このAZSCD-185PM-Hが最もバランスの取れた最適な一台だと感じています。

Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】アイリスオーヤマ コードレス掃除機 サイクロン 人気 AZSCD-185PM-H【パワーヘッド搭載。軽量1.4kgモデル】 : ホーム&キッチン
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まとめ:あなたにぴったりの一台を見つけて、快適な一人暮らしを!

一人暮らしの掃除機選びで最も重要なのは、「あなたのライフスタイルと部屋の状態に合ったタイプを選ぶこと」です。特に、手軽さとコンパクトさを求めるならコードレススティッククリーナーが、掃除の手間を極力なくしたいなら、部屋の状況と予算によってはロボット掃除機が有力な選択肢となります。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたの部屋の広さ間取り掃除の頻度重視したいポイント(吸引力、静音性、価格など)を明確にすることで、迷うことなく最適な一台を見つけることができるでしょう。

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